こんばんは!
今日はVPN接続についてです。
自社でも元々利用していたのですが、リモートワーク増加に伴い、その接続数を増やす話が持ち上がりました。
といってもなんのことかさっぱりだったので調べてみました。
VPNとは
VPNとはVirtual Private Networkの略です。
直訳すると仮想専用線という意味です。
要するに仮想的にネットワーク通信を専用にするということですね。
元々専用線という通信方法があったのですが、文字通り回線を専用に敷くため、膨大なコストがかかったそうです。
そのため、企業の拠点間などどうしても安全に通信したい場合にのみ使用されていました。
そして拠点内では社員のPCはLANケーブルなどでルーターと繋がれており、セキュリティは社内で強固にすることができました。
しかし最近はリモートワークが標準化されてきており、社員はそれぞれの家からインターネットに接続するようになりました。
流石にフリーWi-Fiで仕事のやりとりをすることはないと思いますが、個人のWi-Fiであってもその通信は時に危険に晒されるリスクがあります。
そこで登場するのがVPNです。
通信をVPNサーバーを通して行うことにより、安全性を高めます。
具体的にはデータをカプセル化してやりとりします。
カプセル化とは、データを暗号化し、送受信者が鍵によってのみ開けられる構造にすることです。
カプセル化された通信は誰が誰に何を送っているか全くわからないため、トンネリングと呼ばれます。
これによって通信が守られ、社員の個人宅で通信されるデータも守られるという仕組みなんですね。
逆にデメリットはまずコストがかかることが挙げられます。
また、専用線に比べるとどうしてもセキュリティ面は劣ります。
以上が簡単なVPNの仕組みとメリット、デメリットでした。
ハッキングの怖いところはコピーして盗む点で、盗まれた側はすぐには気づかない問題があります。
そのためコストはかかりますが、通信を守ることは大事なんですね。
それでは今日はこのへんで!
2021.1.20 ガオ
コメント